阪神、日本ハムなどで活躍し、米独立リーグでプレーした坪井智哉外野手(40)が18日、神戸市内のホテルで現役引退の記者会見を行い、17年間のプロ生活を「最高の野球人生だった」と笑顔で振り返った。

 今後については「全くの白紙。野球界に恩返しできる仕事をしていけたら」と話した。2011年限りでオリックスを退団し、米国でプレー。今季はアトランティック・リーグのランカスターと契約した。「メジャーで1打席でも立ちたいと思ってプレーしてきたが、たかだか独立リーグでもなかなか打席に立つ機会がなく、自分の限界を感じた」と引退理由を述べた。