藤川来季契約ピンチ!カブス番記者が口揃える

2014年08月20日 05時00分

【ニューヨーク発】カブスの藤川球児投手(34)は18日(日本時間19日)のメッツ戦に登板しなかった。チームは4―1で勝った。昨年6月に右肘の靱帯修復手術を受け、6日(同7日)にメジャーに復帰した藤川はここまで4試合に登板して3回1/3を投げ、2安打1失点、2三振3四死球で防御率2・70。数字はまずまずだが、全て3点以上リードされている場面での登板で、完全復活への道のりは遠い。藤川の来季はどうなるのか。カブスの担当記者に聞いたところ…。

 

 シカゴ・サン・タイムズ紙のゴードン・ウィテンマイヤー記者は「ノーチャンス。彼は何もやってない。来季の契約はチームがオプションを持っているが、それを行使せずバイアウトするのは確実だ」と断言した。

 

 藤川はカブスと2012年オフに2年総額950万ドル(約9億7400万円)で契約した。3年目となる来季は一定の出場試合数をクリアすれば自動延長され、年俸が550万ドル(約5億6400万円)~600万ドル(約6億1500万円)となるが、チームは残り38試合で条件のクリアは不可能だ。カブスは50万ドル(約5100万円)払えば契約を破棄できる。

 

 シカゴ・トリビューン紙のマーク・ゴンザレス記者は「大金に見合った彼の役目は見つからない。若い選手で補える。来年のキャンプにはいないはず」と手厳しい。カブス公式ホームページのキャリー・マスカット記者も「たぶんチームはバイアウトして自由契約にする。その後にマイナー契約することもないだろうし、彼のプライドが許さないのではないか」と臆測した。

 

 一方、ここまで6試合に先発して2勝1敗、防御率3・15の和田毅投手(33)については、チームが来季のオプションを行使する可能性があるで一致した。ゴンザレス氏は「先発ローテーションに彼のような技術的に優れた左腕は貴重な存在になるかもしれない」と期待。ウィテンマイヤー氏は「和田にはチャンスがある。残る登板の結果次第」と予想した。

 

 藤川は来季もメジャーでプレーすることしか考えていないだろう。しかし、現状では厳しいオフになりそうだ。