初勝利の虎ドラ1岩貞 首脳陣が絶賛する「二重人格」

2014年08月18日 11時00分

プロ初勝利を挙げ和田監督(右)の祝福を受ける岩貞

 阪神のドラフト1位左腕・岩貞祐太(22)が17日のDeNA戦(横浜)でプロ初勝利を飾った。プロ2戦目ながらも落ち着いたマウンドさばきで6回途中2失点。早速、首脳陣は伸び悩む若虎投手陣に対して「度胸満点ルーキーを見習え!」という指令を飛ばしているが、ポイントは「二重人格」だ。

 

 

 初回からテンポよく直球と変化球を投げ分け、DeNA打線を4安打6奪三振と翻弄。6回二死から連続本塁打を浴びて降板したが、堂々の投球内容だった。即戦力と期待されながらも春季キャンプ中に左ヒジを痛め、デビューが大幅に遅れた。それだけに岩貞は「いきなりケガをして思い通りにいかない時期があって…。ようやく1勝を手にしてうれしい」と感慨深げに話した。


 和田監督が「この時期に出てきたのは非常に大きい」と喜ぶように先発投手の駒不足に悩むチームにとっても大きな意味を持つ白星だが、コーチ陣はさらなる“岩貞効果”を期待している。


 投手陣が駒不足に陥っている最大の原因は若手の伸び悩み。「ブルペンではすごい球を投げるのにマウンドに行くとダメ。精神的な問題が大きい」とチーム関係者も頭を抱えるばかりだ。