大竹ぷっつん 6回3失点6敗

2014年08月17日 10時59分

打球を指差す大竹

 首位・巨人の連勝が3で止まった。16日の広島戦(マツダ)は先発の大竹が鯉軍団の機動力に崩され、6回3失点で降板。打線もルーキー・大瀬良を攻略できず、2―12で完敗を喫した。2位の阪神が敗れ、2・5差は何とか守ったものの後味の悪い大敗となった。

 先発・大竹が苦しい投球を強いられた。古巣打線を相手に、三者凡退で切り抜けた初回以降は制球が定まらず悪戦苦闘。2回には二死二、三塁から暴投で先制点を許し、徐々にリズムが悪くなっていった。

 5回には持ち味の変化球が高めに浮く場面が多くなり、ロサリオ、キラに連続適時打を浴びて痛恨の2失点。このイニングでは菊池の好走塁にもかき回され、古巣の足攻めにも揺さぶられてしまった。不安定ながらも何とか4回まで1失点に抑えていた大竹だったが、ここで緊張の糸が切れてしまった。

 結局、大竹は6回3失点で降板。「クオリティースタート」と評せば聞こえはいいが、暴投による失点、さらに4四球(1敬遠を含む)はいただけない。

「四球、四球でテンポが悪くなってしまった。自分のコントロールが悪くなってしまった。慎重に行ってしまった部分がある」と試合後の大竹はガックリと肩を落とした。その後、大竹のバトンを引き継いだ福田も炎上しただけに監督も「先制、中押しでダメ押し…。いいとは言えない。何とも言えないですね。ファンの人に申し訳ないです」と厳しい表情を浮かべるしかなかった。

 打線も広島のドラ1ルーキー・大瀬良を攻略できなかった。ただ、この日まで10打数1安打3三振と大瀬良を苦手にしていた1番・長野が3回に豪快な9号ソロを放ったのは好材料。「狙いは決めずにストライクゾーンに来たボールは振っていこうと思ってました。個人的にも(大瀬良を)全く打ててなかったので良かった」とは長野の弁。

 苦手なルーキー右腕からチームのムードメーカーでもあるリードオフマンが光明につながる一発を放ったのは、この日唯一の収穫だったといっていい。

 予想外の大敗で連勝も3でストップ。今季の広島には互角以上の戦いを強いられているだけに、今日17日の最終戦で何とか首位の意地を見せたいところだ。