マエケン涙雨 今後のG戦回避も

2014年08月16日 11時00分

土砂降りの中で大炎上したマエケンは、うなだれてマウンドを降りた

 15日の広島―巨人(マツダ)は、48分間の中断をものともしなかった巨人が7―2で快勝し3連勝。一方、優勝戦線から脱落しつつある広島は、今季の巨人戦で4戦未勝利のエース前田健太(26)が窮地に立たされた。

 マエケンは、またも巨人に勝てなかった。逆転Vへの大事なマウンドだったが、今季最短の3回6失点で6敗目。大雨にいら立ちを隠せず自滅したエースは「申し訳ないです」。首位巨人とは最大タイの5ゲーム差となり、前田自身も4戦連続で勝ち星なしとなった。

 特に気になるのは巨人戦の苦手ぶりだ。今季は4戦して0勝2敗と“お得意様”にされている。この日は61球で降板したためローテーションを変更し、9月2日からの巨人3連戦に登板することも可能。しかし、山内投手コーチは「このままの間隔でいくことになる」と話し、今季の巨人戦はこの日が最後になる公算が大きくなった。

 チーム内からも「(前田は)もともと巨人に対しての苦手意識はなかった。もし、次もやられるとなると本格的に苦手意識が芽生えてしまうかもしれない。そうなると巨人と当たる可能性があるポストシーズンにも響いてしまう」(チーム関係者)とクライマックスシリーズを見据えた上で“回避”に賛同の声が上がっている。誰よりも優勝への思いの強いマエケンだが、まずは巨人以外から勝ち星を挙げて本来の姿を取り戻した方がいいのかもしれない。