岩崎背信!鷹再び借金2

2012年08月11日 12時10分

 勝率5割復帰を目指すソフトバンクが10日の楽天戦(ヤフードーム)に3―6で敗れ、借金2に逆戻りしてしまった。先発ローテ奪回へ、背水登板となった岩崎翔(22)がまさかの今季最短KOで9敗目(4勝)。上り調子だった打線もあと1本が出なかった。首位・日本ハムとのゲーム差は5ゲームのまま。何とか踏みとどまりたいところだが…。

 

 悲壮な決意で先発に臨んだ岩崎だったが、今季最短となる3回途中でのKOを食らった。

 

 本来の投球を見せることができなかった。2回に3安打と1四球で2点の先制を許すと、続く3回も一死から今宮の失策で走者を背負い、ハーパー、松井、牧田の3連打でさらに2点を献上。早々に降板を告げられてしまった。2回3分の1を投げて7安打4失点。「自分に対してふがいないという気持ちだけです。ほかには何も言えることがありません」とベンチでうなだれた。

 

 何としてでも意地を見せたかった。ダルビッシュ(レンジャーズ)との自主トレに参加し、エースへの進化を誓った今季は開幕ローテ入り。しかし、序盤で打線の援護に恵まれず勝ち星が伸び悩むと、調子まで急落した。交流戦では中継ぎに配置転換。リーグ戦が再開されると先発に戻ったが、再び結果を残せずにローテから陥落していた。

 

 そんな中で、大場の不振もあり巡ってきた先発のマウンド。自覚十分に「このチャンスを生かせるように頑張りたい」と奮起を誓っての登板だったが、まさかの背信投球となってしまった。

 

 好調の打線も、序盤は楽天左腕・辛島に苦しめられた。8日に甲子園で初勝利を飾った飯塚(福岡)のOBでもある辛島の前に3回まで無得点に封じられてしまう。

 

 それでもソフトバンク2番手の陽が、3回途中から6回まで楽天打線を無安打に抑える好リリーフ。これに応えるかのように、4回二死一塁から売り出し中の柳田の右翼線適時二塁打で1点を返すと、6回に無死満塁と攻め立て、辛島をマウンドから引きずりおろした。1点を返して、なおも一死満塁から今宮の右前適時打で1点差に迫ったが、あと一歩が届かなかった。

 

 7日の日本ハム戦で6度目の挑戦にして勝率5割に復帰したものの、連敗で再び借金2に逆戻りしてしまったソフトバンク。ここで踏みとどまれるか――。