二軍の広島・エルドレッド 対戦相手のアマチュアに抑えられたら…

2014年08月16日 11時00分

二軍戦でスランプ脱出を図ることになったエルドレッド

 広島がブラッド・エルドレッド内野手(34)の二軍調整にハラハラ、ドキドキだ。33本塁打、91打点でセ・リーグ2冠王ながら、8月に入って42打数2安打23三振と大不振に陥り、14日に出場選手登録抹消。野村監督は「二軍に従ってやってくれと言っている。しっかりと試合に出て調子を取り戻してほしい」と話し、今後は二軍戦でスランプ脱出を図ることになったが、チーム関係者らが気にするのは、直近の試合相手がプロではないことだ。

 

 広島二軍は23日の中日戦までウエスタン・リーグでの試合はなし。その間、毎年恒例の「JABA広島大会」という社会人チームの大会に出場する。16日にツネイシ、17日にJR西日本の野球部と予選リーグを戦い、勝ち抜けば19日の決勝トーナメントに進むスケジュールとなっている。例年、広島二軍が優勝し、プロの力を示しているが、リーグ2冠王が出場するのは異例の事態で「エルドレッドがいくら絶不調といっても社会人相手ならば打ってくれるはず。でも、もし打てずに三振ばかりだったりしたら傷は大きくなる…」とチーム関係者。“打って当たり前”の空気の中で失敗した時のことを心配しているのだ。

 

 他に実戦がないため、やむを得ないこととはいえ、よりによっての社会人戦。どうかエルドレッドがアマに力を見せつけますように。とにかくそう祈るばかりだ。