原監督「バント? あったっけ、忘れた」

2014年08月15日 10時50分

阿部は2度バントを失敗

 セ・リーグの首位攻防第3ラウンド(14日、東京ドーム)は、巨人が阪神を4―1で下し、カード勝ち越しでゲーム差を2・5に広げた。

 首位陥落危機を2連勝で乗り切った原監督は「兆し的なものが見えてきた」と興奮と安堵が入り交じった表情で語った。今季初対戦の藤浪に対し、初回に坂本の適時二塁打で先制して主導権を奪うと、同点に追いつかれてからの4回には井端の犠飛で勝ち越し。2―1のまま終盤8回に無死一、二塁の好機をつかむと、指揮官は4番の阿部に犠打を指示した。

「(犠打のサインは)あると思っていた」という阿部だが「狙いすぎた」と2球続けて三塁ライン際のファウル。その後にきっちり右飛で走者を進め、代走・鈴木の暴投を突いた好走塁などもあって2点を追加して勝負を決めた。原監督は阿部への犠打指示について「バント? あったっけ、忘れた」とコメントを避けたものの「この3連戦のような戦いをすれば、まあまあいい」と、ここぞの集中力を発揮したナインを称賛。相手の藤浪について「いい投手。打ち崩すのは簡単ではない」と成長を認める余裕まで見せていた。