【オハイオ州シンシナティ13日(日本時間14日)発】レッドソックスはレッズとのデーゲームに5―4で勝ち3連勝とした。

 1点リードの最終回は上原浩治投手(39)ではなく、中継ぎ右腕のムヒカ投手がマウンドに上がり、1回2安打無失点で今季3セーブ目。上原は26セーブ目を挙げた昨夜まで4試合連続で登板していたため、投球の準備もすることなくブルペンで休養した。

 一方、田沢純一投手(28)は1点リードの8回から3番手として登板。まず先頭打者をストレートで空振り三振に仕留めると、スプリットで一直、スライダーで空振り三振とテンポ良く三者凡退に打ち取り、今季14ホールド目をマークした。

 全打者に対して初球カーブで入った田沢は「ブルペンコーチから全員カーブから入っても面白いのではないかという話があって投げてみた」と説明した。

 レッドソックスは8月に入ってから6勝5敗で、そのうち1点差ゲームが7試合と、接戦が続いている。チームは試合後にチャーター機でボストンへ移動。14日(同15日)から本拠地で11連戦に臨む。