巨人のルーキー捕手・小林の“完全破壊”狙う阪神

2014年08月12日 16時00分

小林は虎のターゲット

 阪神は11日、巨人との3連戦に向けて東京へ移動した。巨人とのゲーム差は1・5。首位奪回の可能性もあるカードだが、その裏で虎が「勝敗と同じくらいに重要」と意欲を燃やしているミッションが巨人のルーキー・小林誠司捕手(25)の“完全破壊”だ。

 

 球団関係者はこう語気を強める。「今後の戦いを考えれば小林を乗せるわけにはいかない。(今回の3連戦で)必ず攻略して“阪神は怖い”というイメージを持たせて、できれば混乱させたい。うちも(ルーキー捕手)梅野のブレークからチームの勢いがついたけど、同じことを巨人にはさせられない!」。先をにらみ、小林のリードに迷いを生じさせることにも全力を尽くす。一気にぶっ壊し、8月末と9月に控える直接対決では機能しないようにしてしまおうというのだ。

 

 そのための準備も着々と進んでいる。「当然(小林の)配球の分析はしている。詳しいことは言えないけど、結構(内角に)突っ込んでくるみたいだね」とあるコーチ。チームスタッフの一人は「(小林は)ある種の変化球を続ける傾向があるようだ」と話した。別のコーチは「この3連戦が終わった後、小林は“阪神は嫌なチームだ”と思うようになっているかもしれないね」と不敵な笑みを浮かべたほどだ。

 

 虎ナインも気合十分で、ある主力選手は「捕手だけと対戦するわけではないが、今後を考えても攻略しておきたい。嫌なイメージを持たせたい」ときっぱり。阿部に代わる新たな巨人の“頭脳”潰しに燃える阪神。この3連戦で小林にトラウマを植え付けるつもりだ。