昨冬のツケを真夏に払う5連敗楽天

2014年08月08日 16時00分

苦しい戦いが続く星野監督

 

 楽天が7日のロッテ戦(QVC)に延長10回、1―2で2夜連続のサヨナラ負け。5連敗で借金は今季最多の20に膨らんだ。最下位に低迷する理由として昨季24勝無敗だったエース田中が抜けたことを挙げる向きもあるが、昨年同時期の田中の勝利数は15。単純計算ではあるが、仮に田中がいても“借金5”という低迷ぶりだ。

 

 この日はスタメン出場した捕手の小関が2回の守備で右手を痛め、3回に途中交代。延長10回には、加藤の一ゴロのバウンドが変わり二塁打となって角中のサヨナラ打につながるなど不運もあった。星野監督も「野球はそんなもんだな。守る方と打つ方がうまくかみ合わないと、こういう連敗になる」と嘆くしかなかった。

 

 昨季日本一からの転落には複数の要因が考えられるが、闘将には早い段階から嫌な予感があったという。

 

「今季、苦労することは分かっていた。初の日本一で主力選手たちがイベントやメディアに引っ張りダコになって、十分な休養が取れず自主トレもきちんとできていなかったからな。球団にとって初めてのことだから仕方ないけど、少しはオファーを断るとか考えないといけない」(星野監督)

 

 昨冬のツケを真夏に払うハメになるとは何とも皮肉な話だが、フロントも含めて昨オフからの反省と検証を徹底的にする必要がありそうだ。