<夏の甲子園>本命は春夏連覇を目指す龍谷大平安

2014年08月07日 16時00分

春夏連覇を目指す龍谷大平安ナイン

 夏の甲子園V本命は総合力で他校をリードし、史上8校目の春夏連覇を目指す龍谷大平安(京都)だ。春の選抜5試合で43得点を叩き出した猛打は健在。投手陣もエース・中田(3年)を救援に回して高橋奎(2年)、犬塚(3年)、元氏(2年)の3左腕の先発パターンを確立させた。県大会を圧倒的強さで勝ち上がり「(連覇の)権利を得たので確実に狙わないといかん」と原田監督。主将の河合(3年)は「選抜はバッティングで優勝できた。その打線を夏も見せていけたら。連覇は僕らにしかチャンスはない」と意気込んでいる。

 

 対抗は3年連続出場の大阪桐蔭(大阪)。スター選手不在ながら峯本(3年)、香月(3年)の強打コンビに加え、俊足の主将・中村(3年)を中心に機動力もアップ。田中(2年)と福島(3年)の左右の先発2枚看板で選抜準Vの履正社、強豪・PL学園を撃破して大阪3連覇を成し遂げた。大舞台で再び“西の横綱”の底力を見せつける。

 

“2強”の前に立ちはだかるのが東海大相模(神奈川)だ。県大会タイ記録の11本塁打を放ち、決勝では2年生右腕の吉田が20奪三振を記録するなど投打でバランスが取れている。この夏限りで退任する若生監督率いる九州国際大付(福岡)もV候補。プロ注目のスラッガー、古沢(3年)と清水(3年)が軸の強力打線にはスキがない。また、超高校級スラッガー、岡本(3年)を擁する智弁学園(奈良)も上位進出の可能性は十分。

 

 他にもヤクルト・小川ばりのフォームから繰り出す最速146キロのキレのある速球が武器の“琉球のライアン”こと山城(3年)がいる沖縄尚学(沖縄)、“日本ハム・大谷2世”松本(3年)が大黒柱の盛岡大付(岩手)、さらに5年連続出場で、4度目の甲子園マウンドとなる明徳義塾(高知)の岸(3年)も変化球の精度を上げ、リベンジに燃えている。