星野監督あきれた「末期的症状」

2014年08月07日 16時00分

渋い表情の星野監督

  昨季日本一の星野楽天がいよいよ土俵際に追い詰められた。

 

 6日のロッテ戦(QVC)はドラ1左腕・松井裕樹(18)が、6回途中2失点で勝利投手の権利を手にして降板。ところが9回に5点リードを守れず7―8でまさかの大逆転負け。松井裕の先発初勝利は消え、星野仙一監督(67)も「末期的な症状。オレの監督人生でも珍しい」とあきれるしかなかった。

 

 4連敗で借金は今季最多の19。この苦境に闘将ももはや、なりふり構っていられなくなった。これまでルーキーは長い目で見てきたが、松井裕は連続四球で2点リードの6回途中にスパッと交代。若手に経験を積ませることも大事だが、あくまで勝利優先の育成法に方針転換となった。

 

 最近の星野監督には昨年とは違う傾向も出てきている。「試合後のミーティングが大久保代行の時より長くなっている。宿舎でもミーティングが入る」とは首脳陣の一人。また、選手の指導はこれまで投打の担当コーチに一任してきたが「選手が同じことを繰り返している。コーチが指導をしておらん証拠」と星野監督が進んで“介入”するようになった。もちろん悪いことではなく、ボール球に手を出す西田には守備練習の時間を割いてブルペンで打席に立つよう指示。すると西田は星野監督の期待に応えて、2試合連続猛打賞と結果を出した。

 

 借金地獄でまさに泥沼の楽天だが、星野監督の“異変効果”にいちるの望みが託された。