中日 後半戦は谷繁監督の打撃に期待

2014年08月07日 16時00分

ファンにサインボールを投げる谷繁兼任監督

 中日が6日の広島戦(ナゴヤドーム)に3―2で勝利。ヒーローとなったのは谷繁元信捕手兼任監督(43)だ。同点の7回二死二塁で内角のシュートをしぶとく左前に運ぶ勝ち越し打。自らのバットでチームに勝利を呼び込んだ。「とにかく勝ちたいと思って打席に入りました。最後はうまく抜けましたね」とにっこりだ。

 

 監督業との兼務ということもあって今季はここまで60試合に出場して1本塁打、14打点、打率1割9分1厘の成績だが、チーム内からは「これから、もっと監督のバットが爆発するんじゃないか」との声が出ている。本格的な夏場を迎えてどのチームのレギュラー選手も疲れがピーク。序盤に活躍していた多くの選手がスランプに落ち込んでいるが、谷繁監督は違うからだという。

 

「(監督は)きっちりと休みを取っているから、疲れが違うよ。例えば前回の広島3連戦(7月29~31日)では1試合も出なかった。昨年までならば、少々痛くても疲れていても出なくちゃならなかったからね。他の選手がへばってきたころに打ちだすはずだよ」(球団幹部)。プレーイングマネジャーだからこそ、自身の体調を見て出場を決めることができる。兼任監督の効果がこれから出てくるというわけだ。「もともと打ちだしたら止まらないタイプ。ここが勝負どころと見たら一気に行くよ。これが爆発のスタートになるかも」とチーム関係者もいう。逆転優勝に向け、指揮官のバットがいよいよ火を噴くか。