オリックス・ペーニャ“声出し”でもチームに貢献

2014年08月06日 16時00分

 2位・オリックスは5日の日本ハム戦(帯広)に4―3と競り勝った。主砲のウィリー・モー・ペーニャ外野手(32)が大活躍。5回に追撃の24号アーチ、同点で迎えた9回二死には勝ち越しの25号弾を左翼場外にブチかました。

 

 勝負を決めた豪快な一撃について「しっかりボールを捉えることだけを考えて打席に入った。打った瞬間、本塁打になると思った」とペーニャ。森脇監督は「素晴らしい集中力。素晴らしいの言葉以外、何物でもない」と絶賛だ。

 

 そんなペーニャは、打つだけでなくムードメーカーとしてもチームに貢献している。ベンチでは「カモン!」「レッツゴー!」などと率先して声出し。チーム関係者は「あんなに声を出す外国人選手は珍しい。自分が調子を崩している時だって、なるべく声を出すようにしている。若手にもよく声をかけているし昔、近鉄にいた(タフィー)ローズのよう。性格的に同じタイプだね」とかつての本塁打王とダブらせるほどだ。

 

 さらにロッカーなどでは「今日はホームランを打つ!」「右方向にヒットを2ヒットだ」と“爆発宣言”でチームを鼓舞。ペーニャは「俺には主砲としての責任がある。だから口に出して言うんだよ」と話すが、これにもチーム関係者は「自分のことよりチームのことを考えている。“今日は打つぞ”と言えば周囲は盛り上がる」と感心しきりだ。

 

 25本塁打はリーグトップだが、ペーニャは「自分はタイトルのことなど頭にない。まずチームの勝利が最優先だ。タイトルはあとからついてくる」ときっぱり。死力をつくす覚悟だ。