星野楽天“聖域”にメス AJ二軍も

2014年08月06日 16時00分

精彩を欠いているAJ(中)

 楽天が5日のロッテ戦(QVC)に4―6で敗れ、借金が今季ワーストの18に膨らんだ。先発・青山は5回5失点と踏ん張れず、初出場の新外国人ニック・エバンス内野手(28=前ダイヤモンドバックス)も2打席連続見逃し三振を含む4タコ。星野監督は「弱いときはこんなもんだろうな」と嘆くばかりだったが、もちろん打開策は検討されている。いよいよ“聖域”にもメスを入れるというのだ。

 

 楽天の外国人選手は育成選手を含めて10人もいる。期待していた超大物助っ人ユーキリスの故障離脱に始まり“つぎはぎ補強”を繰り返した結果で、今回のエバンスも途中入団のラッツが球宴明け直後に右手親指を骨折したことを受けての緊急補強だった。そんな中でも来日2年目のジョーンズ(AJ)だけは不動の地位を築いていたが、雲行きが変わりつつある。

 

「いつまでもAJにこだわっていたら、チームも浮上できない。(現在二軍の)150キロ後半を投げられるクルーズも必要な戦力だし、ラッツも右手親指の骨折から8月中には帰ってくる。AJを二軍に落とすことも考えないといけない」とはチーム関係者。現在は4人の外国人枠を野手3人、投手1人で振り分けているが、15試合で打率3割1分4厘、5本塁打のラッツが復帰したら、投打の割合を五分にして、場合によってはAJも二軍落ちの対象にすべきという考えだ。

 

 昨季日本一の立役者で今季も18本塁打しているが、明らかに精彩を欠いている。星野監督の復帰後も34打数7安打、打率2割5厘、1本塁打といまひとつ。メジャー434本塁打の実績を誇るレジェンドが“肩たたき”される日も、そう遠くないかもしれない。