新井貴が先制満塁弾 阪神20点大勝  

2014年08月06日 10時58分

初回、先制の3号満塁弾を放った新井貴を出迎える阪神ナイン

<ヤクルト11-20阪神(5日)>阪神が5日(神宮)、ヤクルト相手に強さを見せつけた。

 

 この日は初回、舞い込んできた“幸運”を見逃さなかった。二死無走者から鳥谷が放った平凡な飛球を比屋根がまさかの落球。鳥谷が二塁を陥れると、続くゴメスの打席でヤクルトの先発・八木が今度は左太ももの痛みを訴えて降板。2番手の山中は制球定まらず、2四球で満塁とすると打席には久々に6番・三塁で先発出場した新井貴。

 

 ベテランがこのチャンスを見逃すはずはない。新井貴は2ボール2ストライクから右中間へ飛び込む3号満塁弾を放つ。新井貴は「チャンスだったので、どんどん振っていこうと思っていた。いい結果になってよかった」としてやったりの表情だ。そんなベテランの一振りがチームに勢いをもたらした。3回には鳥谷が7号ソロ、マートンが11号ソロ。さらに5回には4番・ゴメスも中堅へ18号2ラン。今季初めてとなるクリーンアップの揃い踏みだ。

 

 打線に火をつけた新井貴は3回の第2打席で左前打を放ち、4回にも「チャンスに打ててよかった」と満足げに話す右前適時打で早々と猛打賞をマーク。先発のメッセンジャーは5回8失点ながら、チームは2桁安打の2桁得点でツバメを圧倒した。

 

 7月29日以来となる先発出場で存在感を見せつけた新井アニキ。厳しい順位争いが繰り広げられる終盤にますます貴重な存在になりそうだ。