大谷161キロマークも打者にはどう見える?

2014年08月04日 11時00分

161キロをマークした大谷だが自身初の2ケタ勝利はお預け

 日本ハム・大谷翔平投手(20)が3日のソフトバンク戦(札幌ドーム)で公式戦日本人最速タイとなる161キロをマークした。7回9安打2失点の粘投も味方の援護を得られず1―3で敗れて今季2敗目を喫したが、気になるのは自慢の超速球が打者にコンタクトされやすい点だ。


 この日も3球計測した160キロ台のうち、2球がバットに当てられた。初回に投じた160キロは中村に左前打され、7回の161キロも李大浩がフルスイングでファウルに。7月19日のオールスター第2戦(甲子園)でも12球投じた160キロ台の速球も半数の6球がバットに当てられ、うち2球が安打にされている。空振りが取れない理由を対戦相手のソフトバンク側はこう分析した。


「大谷のストレートは数字で見れば、ほぼ全てが150キロを超えているけど『160キロの速球も打者の体感的には152キロぐらいじゃないか』という話を秋山監督が試合前の首脳陣ミーティングでした。データ的にも真っすぐでそんなに空振りが取れていないし、狙っていれば打てない球ではないと思う」(チーム付きスコアラー)


 その狙い通り、ホークス打線が放った9安打中7本は大谷の投じた155キロ超えのストレートだった。藤井打撃コーチも「あれだけ球が速くて当てられるというのは、初速と終速で違いがあるのかもしれない」と分析。大谷の160キロ台の速球は手も足も出ないレベルではない――。ソフトバンクはそう見切って、“攻略”してみせた。