かつての速球王・五十嵐が大谷にエール

2014年08月04日 11時00分

8回裏を抑え600試合出場を達成した五十嵐

 ソフトバンク・五十嵐が3日の日本ハム戦で日本通算600試合登板を達成した。救援のみで達成するのは史上2人目。試合後は「正直、実感がないですね。周りの人に『おめでとう』と言われて嬉しくなりました」と笑顔を浮かべた。


 そんな五十嵐が、この日の試合で日本人最速となる161キロをマークした投手・大谷にエールを送った。「彼は次元が違う。これからの日本球界を引っ張っていく存在だと思うし、日本だけにとどまらない投手になってほしい。本当に楽しみです」。


 かつては五十嵐も04年に当時プロ野球最速の158キロをマークした速球王。夢の160キロに挑戦した一人だ。だからこそ、大谷の凄味が分かる。「あれだけ体を使いこなせる日本人はなかなかいない。普通はどこかに鈍さが出るものだけど、彼にはそれがないですからね。しかも、彼の場合は見た感じに余力がある。常時150キロ台後半で、力を入れたら161キロでしょ。しかも、まだ20歳ですからね。本当に楽しみ」と話した。


 スピードキングの夢は後進に譲ったが「今の僕はチームの勝利に貢献することが仕事」。ベテラン右腕は抜群の安定感を誇るリリーフを続けるつもりだ。