巨人・菅野の信頼が揺るがぬ理由は“攻める姿勢”

2014年08月03日 16時00分

悪いなりにも攻めの姿勢でエルドレッド(下)を空振り三振に打ち取った菅野

 巨人・菅野智之投手(24)が、1日の広島戦(東京ドーム)に先発。今季2度目となるマエケンとのエース対決だったが、6回2失点で同点のまま降板し、試合もそのまま2―2で延長12回引き分けに終わった。

 

 試合後の菅野は「(直球に)力もスピードも戻ってきたので手ごたえはあったが1点差を守りきれないのは、まだまだだと思った。(前田からは)勉強になることもあるが、力の差があるとは思っていないので」とプライドをのぞかせたが、前回登板の中日戦では8失点KO。今回も広島打線に粘られ、5回まで90球以上を要しただけに、決して復調とはいえない状態だ。

 

 しかし、チーム内からは「智之ならば、終盤もなんとかやってくれる」の声がほとんどだ。というのも今季の菅野がブレることなく“攻めの投球”を貫いている姿を見せているから。

 

「一番に思うことは、やっぱりストレートを投げていかないとだめということ。調子が悪くても、結局打たれているのは変化球なんです。だから悪いときこそ、あえてストレートを投げて、いかに向こうの打者に意識づけられるかだと思います」(菅野)

 

 不調だからと変化球でかわすのではなく、調子がいまひとつだからこそ、真っすぐで向かっていく…。川口投手総合コーチも「いくら調子が悪くてもそれなりの投球をしてくれる。自分でも(適時打を)打ったり、そういうところは気持ちの強さがある」と、菅野への信頼は揺らいでいない。

 

 勝負どころとなる8月、今が辛抱のしどころか。