<DeNA9-1巨人(29日)>巨人・原辰徳監督(56)がまたしても打線にメスを入れた。この日、後半戦開幕から4番に据えてきた長野をスタメンから外し、4番には昨年8月21日のヤクルト戦(神宮)以来となる高橋由を「4番・左翼」で出場させた。

 長野はここ6試合で24打数3安打と結果が出ず、当初は「長野4番」で固定したかった原監督も、堪忍袋の緒が切れた格好。しかし結果は、途中出場の長野がチーム唯一の得点となる本塁打を放つという皮肉な結果となった。

 試合後、原監督は「なかなか(打線の)良さは出ませんね。もうちょいだね。(長野は)いいキッカケになればいいと思いますね」と言葉少な。ナインも一様に無言で球場を後にした。