ロッテに新加入した“キューバの至宝”アルフレド・デスパイネ外野手(28)が29日、日本ハム戦(QVCマリン)に6番・DHで先発出場し、3打数1安打1打点と活躍した。
 
 2回先頭の第1打席は風速6メートルの“マリン風”にも助けられ、右中間へ三塁打。その後、クルーズの犠飛で先制のホームを踏んだ。3回の第2打席は遊直、6回の第3打席は空振り三振に倒れたが、8回にチームを救う打撃を見せた。
 
 角中の適時打で3―4と1点差に詰め寄り、なおも一死一、三塁。バットを合わせただけの打球が意外に伸び、右翼手がファウルゾーンで捕球する。三塁走者がタッチアップして生還し、デスパイネの来日初打点は同点犠飛となった。