広島の新外国人投手・ヒースが28日、マツダスタジアムでの投手練習に参加した。まだ時差ぼけが残る中、キャッチボールやダッシュなどのメニューをこなし、また先輩のバリントンから「日本の打者はカウントが若い時に振ってくる」などアドバイスを受けたという。

 前日27日の阪神戦(マツダ)は途中まで観戦したそうで「球場の雰囲気がすごくいい。ファンの応援がものすごい。ベネズエラのウインターリーグに似ているね」。急増する“カープ女子”には「試合中には気を取られないようにね。サインなど真摯に対応したい」と笑った。

 ヒースのキャッチボールの相手を務めた畝投手コーチは「真っすぐは奇麗な回転で伸びるイメージ。テークバックが小さくて見難い。スピンの利いたボールを投げている。スライダーは切れて、カーブもドロップして落ちる」と評価し「2週間の準備で、上(一軍)で投げられる」と見通しを語った。