【フロリダ州セントピーターズバーグ27日(日本時間28日)発】レッドソックス上原浩治投手(39)はレイズ戦で3―2の9回に6番手でマウンドに上がり、1回を1安打無失点3三振で、今季21セーブ(5勝2敗)目を挙げた。
先頭のエスコバルに落ちなかったスプリットを左前に運ばれたが、ロドリゲスはスプリットで空振り、カサーリをスプリットで見逃し三振、キーアマイヤーはフォーシームで空振り三振と三者連続三振で試合を締めた。
「今日は真っすぐで空振りが取れていたし、良かったと思う」と上原。昨年の21セーブに並んだが、チームは借金9でア・リーグ東地区最下位だ。
「チームは厳しい状態ですけど、勝った方が笑顔になれるからね。このままずるずる行ったら面白くないし、どんな状態でも勝ちたい。厳しいけど、一個一個勝つしかない」と力を込めた。この日の登板でメジャー通算276試合となり、日本時代の登板数と並んだ。上原は「そんな数字になると思わなかった。1試合でも多く投げられるように頑張ります」。守護神はさらなる高みを目指す。