【核心直撃】腰の手術を受け休養中の楽天・星野仙一監督(67)が25日の日本ハム戦(コボスタ宮城)での復帰を目指していることが21日、明らかになった。後半戦の開幕となった同日の西武戦に9―8と競り勝ち、代行就任後8勝7敗とした大久保博元監督代行(47)はどうなるのか。直撃すると今後の去就とともに、あの選手との関係も激白した。

 ――今月2日の監督代行就任後、8勝7敗と勝ち越した

 デーブ:1つでも借金を減らして(星野)監督に引き継ぐことが我々の使命。

 ――星野監督の復帰予定日も決まった。今後はどうするのか

 デーブ:直接は聞いていないけど、オレは今日、監督が戻ってきてもいいと思いながらやっている。オレは二軍に戻る。

 ――機動力野球を前面に押し出しチーム成績も上がった。このまま一軍に残るつもりはないのか

 デーブ:そんな気はまったくない。すぐ二軍に戻るだけ。自分は(佐藤義則)代行の代行なんだから。

 ――指揮官として初の古巣西武との対戦。22日は2010年に西武二軍打撃コーチを辞める原因となった菊池雄星投手が先発するが

 デーブ:オレの方はもう何とも思っていない。ただの一投手だと思っている。ただ(23日先発予定の)松井裕樹との左腕対決を見たかったよね。1日ずれちゃった。

 ――一軍の指揮を執った経験は今後、生きてくるのか

 デーブ:二軍の選手にとっては大変かも。選手を見る目が厳しくなった。これまではちょっといいと一軍で通用するかもと思っていたけど甘かった。上はエラーはしないし言われたことをちゃんとやる。そう簡単には上に推薦できなくなった。

 ――1か月間の代行、お疲れさまでした

 デーブ:資料を読み込むのでほとんど睡眠時間がなかった。まあファームはもともと休みがないから疲れてはいないけどね。