ソフトバンク・内川が20日、後半戦に向けて抱負を口にした。チームは前半戦、最後の最後でオリックスに抜かれ、貯金14の2位ターン。優勝を狙える位置にいるものの、自身は左臀部の肉離れで5月末にチームを離れたこともあり「個人的にはチームに迷惑をかけたので取り返したいが、一打席一打席、その場でできるベストを尽くしたい」と巻き返しへ、改めて気合を入れ直した。

 現在は選手会長の松田や吉村がケガのため、戦列を離れている状況。秋山監督は「ケガ人が出たことが一番大きい。夏場は戦力がないと乗り切れないと思う。二軍を含めたチーム力が大事」と後半戦も総合力で乗り切る方針だ。

 今日21日からは「カチドキレッド」を着用した本拠地での鷹の祭典が幕を開ける。内川は「報道陣の皆さんに『赤っ恥』とか書かれないようにしないと」とニヤリ。後半も勢いをキープしたまま、目標の日本一につなげる。