斎藤佑あえてソフトB戦登板させる日ハムの狙い

2014年07月10日 16時00分

ようやく一軍に合流した佑ちゃん
ようやく一軍に合流した佑ちゃん

 日本ハム・斎藤佑樹投手(26)が、約3か月ぶりに一軍に合流した。

 

 右肩関節唇損傷からの再起を目指す今季の斎藤は、開幕ローテーション入りこそしたものの、2試合で0勝1敗、防御率7・36と振るわず。4月10日の楽天戦(札幌ドーム)を最後に二軍に降格し、二軍では12試合で1勝4敗、防御率3・14という成績だった。

 

 昇格に際し、斎藤は「結果はどう転ぶか分からないですけど、チームが勝つために必要な投手にならないといけない。今までの僕のままでは、勝てない投手のままで終わってしまう」と悲壮な覚悟を見せたが、問題なのは復帰登板が予定されている12日の相手、ソフトバンクだ。

 

 斎藤の復帰登板をあえて12球団トップのチーム打率(2割8分8厘)を誇るホークス戦にぶつける意図は何なのか。栗山監督は「あの3連戦は戦い方で、ものすごく大きな意味を持ってくる。チームが浮上するための大きな推進力が欲しい」と、上位追撃へのキーマンにしたい考えを明かしたものの、斎藤のソフトバンク戦成績は通算5試合で0勝2敗、防御率3・75で、パ・リーグの対戦相手の中では唯一勝ち星を挙げていない。

 

 山田GMがキャンプ時から「アマチュア時代に一度頂点を極めた投手が一度投げられないところまで落ちて復活すれば、その影響力は大きい。チームが優勝するためには必要な推進力だし、そこが今年の斎藤に期待している部分」と話したように、圧倒的不利な相手に勝つことでファンには感動を、チームに勢いをつけたいというわけだが…。

 

 2012年開幕投手のようなビックリ登板→よもやの勝利の再現は果たしてあるのだろうか。