ソフトバンクの柳田が五十嵐、サファテとともに監督推薦での球宴出場が決まった。

「シーズン中は三振したくないという気持ちがあるが、オールスターは結果にこだわらなくていい。怖がらずにがんがんバットを振りたい。ヘルメットが飛んでいってもいいくらい、思いっきり振って楽しみたい」と宣言した。

 昨季まで、球宴は見るだけのものだった。「スター選手が揃って、お祭りのイメージ。印象に残っているシーンはないです」。だが今季は5月には3割9分5厘で初めての月間MVPを受賞するなど見事な成績を残し、ついに出場を実現させた。「すごいプレーがたくさん見れると思うので、いろんな人を見て勉強したい。(同じ広島出身の)中田にバッティングのことを聞きたい」。初の夢舞台を思い切り満喫するつもりだ。

 2005年以来9年ぶり6度目の出場を決めた五十嵐は「今も10年前と変わらない真っすぐを投げるということを証明したい」。3年ぶり2度目の出場となるサファテは「広島で一緒だった堂林と対戦したい。アウトを取ります」と赤ヘルのプリンスを挑発した。