難病の星野監督に仰天プラン 病床から球宴“遠隔采配”

2014年05月31日 16時00分

休養中の星野監督に仰天プランが

 難病の黄色靱帯骨化症を患い、長期休養に入った楽天・星野仙一監督(67)に仰天プランが浮上している。現在、チームは佐藤義則監督代行(59)が率いているが、星野監督が全パを率いる予定のオールスター(第1戦7月18日・西武ドーム、第2戦7月19日・甲子園)の時点で復帰できているかは未定だ。そこで球宴中継局が熱望するのが“遠隔采配”だという。果たして実現は可能なのか…。

 

 29日、東京ドームに隣接する野球殿堂博物館で日本野球機構(NPB)が球宴の開催要項を発表した。出席者は当初の全セの巨人・原監督、全パの楽天・星野監督ではなく、巨人・菅野智之と楽天・則本昂大に変更された。

 

 星野監督の復帰が球宴に間に合わなかった場合、佐藤監督代行が球宴でも“代行”する予定だが、采配については「明確なルールはない」(NPB担当者)ため、昨季2位の西武・伊原監督、同3位のロッテ・伊東監督と相談しながらということになる。

 

 とはいえ、佐藤監督代行が相談しようにも伊原監督と伊東監督の仲は最悪で、全パのベンチが混乱するのは目に見えている。しかも「今回、パ・リーグは常連の秋山(ソフトバンク監督)さんがいないし、伊原さんも伊東さんも地味」(今年の球宴2試合を中継するテレビ朝日関係者)とあって、同局内ではこんなプランが持ち上がっているという。

 

「やっぱり星野さんが一番、ネームバリューがある。例えばベンチにタブレット端末などを置いて療養先から指揮を執ってもらえないかどうかNPBに働きかけたい」(前出のテレビ朝日関係者)と、星野監督の球宴出場に向けてあらゆる可能性を探るという。

 

 NPBの担当者によると「現状、正式な出場辞退はない」と星野監督が出場する前提でスケジュールを進めているという。プロ野球公式戦では禁止されている携帯端末のベンチ持ち込みについては「公式戦ではないので可能かもしれません。ただ球宴は12球団が参加するものなのであまり1球団だけをクローズアップするのも…」と、他球団の許可など今後の調整が必要だという。

 

 楽天は「まだ手術のスケジュールも決まっていませんので星野監督の出場辞退は行っていない。今後の経過を見てから」(球団関係者)と球宴に関してはペンディングの姿勢。また出場選手の監督推薦の締め切りは6月末で、経過が順調ならこちらは星野監督の意思も強く反映されそうだ。

 

 果たして病床からの監督推薦選手選出、そして“遠隔采配”は実現するのか。星野監督の休養は各方面に大きな波紋を広げている。