2夜連続延長ソフトB 痛恨のサヨナラ負け

2014年05月30日 10時59分

延長11回、サヨナラ打を浴びマウンドを降りる岡島

<DeNA6-5ソフトバンク(29日)>ソフトバンクの岩崎が29日、DeNA戦(横浜)に先発したが4回4失点でKOされ、先発投手が2夜連続で踏ん張れなかった。この日3番に起用された柳田が2点適時打を放ち、8回には代打・吉村が同点2ランを放つなど打線は秋山監督のテコ入れに応えたが、延長11回にはベテラン岡島が打たれサヨナラ負けを喫し、投手陣は相変わらずピリッとしない。このままではエースの摂津が戻ってきても、鷹投は前途多難だ。

 

 先発の岩崎が4回を投げて7安打4失点。5回をもたずKOされた。3回一死二塁から柳田の中前適時打で先制を許す。4回には同点としたが、その裏には先頭のブランコに4号ソロを左翼席へ叩き込まれ、さらに筒香の右中間を破る適時二塁打などでこの回、3点を失った。

 

 6月4日の巨人戦(ヤフオクドーム)からはエースの摂津が復帰予定。それに伴い首脳陣は、今回のDeNA戦での帆足、岩崎の投球内容と、6月1日に控えるオセゲラのヤクルト戦の内容を比較して、先発ローテーションから落とす1人を決める方針だ。

 

 これまで3人とも好投しており、ハイレベルな競争となるはずだった。ところが前日(28日)の試合では帆足が9安打2四球4失点で5回を持たず降板。これでオセゲラまで打たれたら大変なことになる。

 

 秋山監督はこの日、リーグ2位の高打率を誇る長谷川を3番から5番へ下げ、前日まで6番だった柳田を3番で起用。「まだ発展途上の選手だから(重責を負わせるのは)かわいそうだが、今のチーム状態で起爆剤となれる選手だからね」(藤本打撃コーチ)。好機で1本が出ない打線に刺激を与えた。

 

 この采配はピタリとはまった。その柳田が5回二死二、三塁のチャンスで1点差に迫る2点適時打を放ち結果を出すと、8回には代打・吉村が同点2ラン。内川の離脱後、今ひとつ元気のなかった打線に活気が戻ってきた。

 

 得意の交流戦で巻き返したいソフトバンク。打線の復調は好材料だが、試合は延長11回、勝利の方程式の一角・岡島が打たれ、痛恨のサヨナラ負け。投手陣は不安だらけだ。