楽天・辛島7回6失点 打線は内海の前に沈黙     

2014年05月30日 10時57分

マウンドで辛島(右から3人目)に話しかける佐藤監督代行(左)

<巨人6-0楽天(29日)>楽天は巨人に0―6で完敗した。先発の辛島は2回、簡単に二死を奪ったが、村田に7号先制ソロを許した。左翼席中段にまで届く大きな当たりを打たれ、一気に崩れてもおかしくなかったが、難病「胸椎黄色靱帯骨化症」で休養中の星野監督に「しっかりせい」とハッパをかけられたことを思い出して踏みとどまり、その後は5回まで追加点を許さなかった。

 

 打線の反撃を信じ、無心で腕を振り続ける辛島。もちろん打者は早く援護したかっただろう。だが前夜、8安打4得点を挙げた打線も、今季初勝利を目指す内海の見事な投球に手も足も出ない。孤立無援の状態で投げ続けていた左腕も、6回ついに限界を迎える。二死一、三塁から井端に左越えの適時二塁打を浴び2失点目。これで緊張の糸は完全に切れてしまい、7回二死満塁から、セペダに3号満塁弾を浴びて万事休す。この日は7回を6失点という結果に終わった。

 

 辛島は昨年の日本シリーズで巨人相手に5回0点と好投した。「打線が強力で球場も球場。低く投げることがカギ」と警戒していたにもかかわらず、手痛い2発を浴び、チームを2連勝に導くことはできなかった。