ウルフ帰国 ソフトBにまたも“想定外アクシデント”発生 

2014年05月29日 11時00分

検査のため米国への帰国が決まったウルフ

 ソフトバンクにまたも“想定外アクシデント”が発生した。右ヒジの炎症で登録を抹消されているウルフが、検査のため米国へ帰国することとなったのだ。当初は“軽症”と見られ、早期復帰が期待されていた。エース・摂津に復帰のめどが立ったとはいえ安定感抜群の投球を続けてきた助っ人右腕が長期離脱となれば、チームは大打撃だ。

 

 ウルフは18日のオリックス戦(京セラドーム)で、2回途中に「ヒジの周辺に強い痛みを感じた。そのまま投げるのは難しいと思った」と緊急降板。翌日19日に受けた検査の結果、右ヒジ内側靱帯の炎症と診断されて登録を抹消されていた。

 

 当初は限りなく軽症と見られていた。チーム関係者も「1回だけ先発を飛ばすくらいでしょ。まあ、見といてよ。気づいたらまた戻ってきてるから」と楽観。その経緯などから“三味線疑惑”すら挙がるほどだった。

 

 リハビリ組で1週間のノースローを経て受けた2回目の検査結果も「前回と同じ。診断名は変わってません」(球団トレーナー)。とはいえウルフには過去に右ヒジの手術歴がある。本人の中に米国で主治医の診断を仰ぎたいとの意向があり、結局、今日29日に一時帰国することになった。

 

 5月4日の楽天戦(コポスタ)で7回2安打無失点。11日の西武戦(ヤフオク)でも7回4安打1失点。戦線を離脱するまでは安定した投球を続け、首脳陣の評価もうなぎ上りだった。それが予想もしない緊急帰国。いまのところ今後の見通しは不透明。米国での検査の結果次第では長期離脱となる可能性もある。この日、摂津がウエスタン・リーグ、阪神戦で好投し復帰のめどが立ったのは大きいが、ここまで安定感を誇ってきた先発の柱の一本が長期で抜けることになれば、本当に痛い。