広島・九里また勝てず 3番手・永川勝が2被弾

2014年05月29日 10時58分

7回2失点と好投したものの、またも白星を逃した九里

<広島5-6ロッテ(28日)>広島は28日、ロッテ戦(マツダ)で5―6と逆転負けを喫し、連勝は2で止まった。2点リードの8回に3番手で登板した永川勝がまさかの2被弾で一気にひっくり返された。4回にはムードメーカーのロサリオが4号ソロを放って打線を勢いづけ、投げては先発のドラフト2位・九里が7回途中2失点の好投。だが、これまで盤石だったリリーフ陣がいい流れを台なしにしてしまった。

 

 2点リードの8回に落とし穴が待っていた。3番手・永川勝が二死から根元のソロで1点差にされると、さらに一、二塁から代打・ブラゼルに右翼席への3ランを浴びて一気に逆転を許した。鉄壁だったリリーフ陣が、この日は救援に失敗。再来日した守護神・ミコライオの早期復帰が求められる事態となった。

 

 ロサリオの一発で流れを引き寄せたはずだった。1点リードの4回、先頭で打席に入ると古谷の初球を左翼2階席に運ぶ4号ソロ。「甘い球は初球からフルスイングするつもりだった。よく飛んだね」。ロサリオに続けと一死後、キラが6号を放つと梵の適時三塁打が飛び出し、この回3得点。完全に主導権を握った。

 

 先発のルーキー・九里も粘りの投球を見せた。3回以外は毎回走者を出す苦しい内容だったが、要所で変化球を低めに決め、つけいる隙を与えなかった。大学時代に東都大学リーグで何度か対戦し「その時から別格という感じだった」という2歳年上の鈴木も3打数無安打に抑えてみせた。

 

 登板後は「今日はフォームが良くなかった。調子がいい時ばかりではないので開き直って野手を信頼して打たせて取ろうと思って投げた」と反省を口にしたが、大瀬良に負けじと先発としての役割を果たした。

 

 投打の新しい力が活躍しただけに、絶対に勝ちたいところだったが、最後は好調マリンガン打線の勢いにしてやられた。もう一度、気を引き締め直し、今日29日の対戦では絶対にリベンジを果たす。

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