DeNA・中村紀洋内野手(40)が27日、イースタン・リーグの楽天戦(横須賀)で約2週間ぶりとなる実戦に臨んだ。

 14日の日本ハム戦以来の実戦で中村は4番一塁で先発出場。4回表の守備で交代したため、中継ぎ登板予定の楽天ドラ1左腕・松井裕樹投手(18)との初対決こそ実現しなかったが大ハリキリだった。

 DeNAは初回、先発のベテラン藤井が犠打を挟み8連打7失点と大炎上したが、中村は一死一塁でライナー性の打球に飛びついてつかみ取ると、そのまま一塁を踏み併殺を奪った。

 肝心の打撃では初回の第1打席、楽天の先発・浜矢から大きな左飛。3回の第2打席では中堅フェンス際の大飛球と好調ぶりをアピールした。

 采配批判で7日に懲罰二軍落ちとなった中村は、キューバの至宝グリエルの加入が決まったこともあり二軍幽閉となっているが、好調は維持しているようだ。