“遅刻男”巨人・中井が殊勲のサヨナラ打

2014年05月27日 16時00分

サヨナラ打の中井(中)はナインの手荒い祝福を受けた

 巨人が26日の日本ハム戦(東京ドーム)に4―3でサヨナラ勝ち。2位タイに浮上した。

 

 試合を決めたのは今季初めて1番に起用された中井だ。9回一死二塁の場面で日本ハム6番手・増井から左翼線へはじき返した野球人生初のサヨナラ打を「真っすぐが速い投手なんで振り負けないようにという気持ちで入った。その前の打席で、一番やってはいけない見逃し三振っていうのがあった。それでも打席に監督は送ってくれたので、そこは積極的に振りにいこうと思って。うれしかった。サヨナラ安打は縁が遠いんです」と、声を弾ませながら振り返った。

 

 これまで遅刻や故障などでチャンスをつかめずにいたが「ここからがボクの開幕だと思って頑張っていきたい」と力を込めた。

 

 その直前、無死一塁から9番・長野に代打・松本哲を送り、犠打で二塁に進めるという采配で、中井のサヨナラ打をお膳立てした原監督も「思い切りの良さが出た。しっかり役割を果たしてくれている」と満足そう。長野に代打を送った采配については「何とか(走者を)スコアリングポジションにというところで、松本の方がその部分で言うならばチーム力としては上がると判断した」と話した。