若ゴイ大暴れ 丸が値千金の勝ち越し3ラン

2014年05月27日 10時59分

6回、勝ち越し3ランを放った丸(右)はベンチで大瀬良と敬礼ポーズ

<広島6-2西武(26日)>広島は26日、西武戦(三次きんさいスタジアム)に6―2で勝ち、貯金を再び「10」とした。初回にエルドレッドの2点適時打で先制しながら、その後はチャンスを生かせず、5回には同点とされた。それでも6回、丸の値千金の7号3ランで勝ち越すと、2番手・中田が好救援。8回にはルーキー・田中が2号ソロを放つなど、若ゴイの力で2連勝を決めた。

 

 丸のバットが重苦しいムードを振り払った。同点で迎えた6回二死一、三塁。先発・藤原に代わってマウンドに上がった2番手・ウィリアムスの甘いスライダーをフルスイング。打球は右翼席に飛び込む勝ち越し3ランとなった。「球が速い投手なのでセンター返しを心がけていた。甘く入ってきた球をしっかり振り抜けた」

 

 初回、3連打で無死満塁のチャンスをつくりエルドレッドが左前へ2点適時打。「楽な気持ちで打席に入った。甘い球を逃さずしっかりスイングできたよ」という主砲の一打で先制。しかし、その後はチャンスにあと一本が出ない。3回一死一、二塁ではロサリオが遊ゴロ併殺打、4回、二死一、二塁の好機では菊池が中飛に倒れた。

 

 そんな中で飛び出した丸の一発。昨季盗塁王を獲得しブレークした若ゴイは、今季もここまで全試合に出場し攻守でチームの要となっている。一軍経験が少なく外野守備に難のあるロサリオに、積極的に守備位置に関する指示を出すなどプレー以外の面でもチームに貢献しているのだ。

 

「投」でも若ゴイが躍動した。先発・篠田は1点リードの5回、一死二、三塁から栗山に犠飛を許し、あと二死で勝利投手の権利というところで降板した。それでも中田が7回まで無失点の好投で勝利に貢献。中継ぎながら3勝目を挙げた。

 

 試合が行われた広島・三次市出身の永川勝も好投し、故郷に錦を飾った。これで交流戦初の2連勝。この白星を勢いに変え、次は本拠地マツダスタジアムで絶好調のロッテを返り討ちにする。