ソフトB またまた初物に…高卒2年目・浜田に3勝献上

2014年05月26日 11時00分

8回、二死二塁で三ゴロに倒れる今宮

<中日2-1ソフトバンク(25日)>ソフトバンクがまたも初物にしてやられた。25日の中日戦(ナゴヤドーム)では初対戦となった高卒2年目の若竜・浜田に8回途中まで4安打1点に抑えられた。7回まで2安打無得点と全く打てず、8回に1点を返すのがやっとで、7回2失点と好投したオセゲラを見殺しにした。これで2連敗となり、首位オリックスとのゲーム差は2・5に開いた。

 

 鷹の強力打線が高卒2年目の若竜に牛耳られてしまった。切れのある直球を軸にスライダーとフォークを効果的に使った投球を攻めあぐね、7回までわずか2安打。8回二死から細川が右翼フェンス直撃の二塁打。続く中村の中前適時打で1点を返すのが精一杯だった。

 

 今季は日本ハムのメンドーサ、上沢、浦野の3人に初対戦で初勝利をプレゼント。また21日の広島戦では試合にこそ勝ったが、ルーキーの九里に7回まで1点に抑えられた。メンドーサ、九里に関してはオープン戦で一度攻略していながら、シーズンでは逆にしてやられた。

 

 昨季から見え隠れしていた初物に弱いという傾向が、ここにきてかなり目立つようになってきた。改善の見込みは立っていないという。

 

「確かに初物の球筋は打席に立ってみないと分からないことが多い。逆に(打者の相手先発に対する)ミーティングをなしにしてしまったほうがいいんじゃないか。各個人が(対戦相手の映像を見ることができるチーム専用アプリが入っている)iPadを使って自分なりの分析をすればいい。相手先発に対するミーティングをしていないオープン戦で、あれだけ打てていたんだからね」(球団関係者)と、チーム内からは“ショック療法”を勧める声も上がっている。

 

 今季初登板だった先発のオセゲラは粘りの投球を見せた。直前に登板したチーム内の二、三軍戦で13失点の大炎上。首脳陣からは「変則タイプの左腕だから、慣れるまでは打ちづらい。5回、6回まで抑えてくれれば」とそれほど期待されていなかったが、7回2失点と好投を見せた。それでも打線の援護がなく報われなかった。

 

 これで2連敗となったソフトバンク。首位・オリックスとの差は2・5ゲームに広がった。ここで食い止めないと、ずるずると後退しそうだ。