広島 交流戦4連敗 大瀬良ワースト8失点

2014年05月25日 08時00分

がっくりベンチに戻る大瀬良

 交流戦はやはり“鬼門”なのか。広島は24日はパ・リーグ首位のオリックスに1―8に大敗し、4連敗。パのチームからいまだに1勝もできないでいる。先発の大瀬良はプロワーストの8失点で4回最短KO。前日23日にエースの前田で敗れた悪い流れを断ち切ることはできなかった。野手陣は相手の小刻みな継投に苦しみ、2回に1点を取るのが精一杯。守備でもルーキーの足を引っ張った。長いトンネルに入り込まないためにも、今日25日の西武戦(マツダ)には絶対に勝たなければならない。

 前日はエースで敗れた赤ヘルが、この日は序盤から迷走した。大瀬良は二死から糸井に四球を与えると、T―岡田の打席で糸井の二盗を阻止しようとした石原が送球ミス。これで二死三塁と傷口を広げ、T―岡田には左中間を破られた。

 その石原の適時打で同点とした直後、大瀬良は先頭・原拓、安達の連打、伊藤には犠打を決められ二死二、三塁。いつもの大瀬良ならここからギアを一段上げて相手を抑えにかかるところ。しかしこの日はそうはならなかった。ベテラン平野恵に右前適時打を喫し、易々と2点を勝ち越された。

 そして4回。無死二塁から伊藤に右前打。右翼手のロサリオがこの打球の処理に失敗。チーム2つめの失策となり、2点を追加される。なおも二死一、二塁では、キラが糸井の内野安打の捕球をミスした上に、緩慢な守備でもう2点を奪われた。これで完全に気落ちしたか、大瀬良はT―岡田に4号2ランを浴び、勝負あり、だ。

 結局この日の大瀬良は自己ワーストの8失点で4回KOと最悪の結果二終わり「どこが悪いというレベルではなく、自分の投球ができなかった。完全に力不足です」と深いため息をついた。

 野村監督は「チームが連敗中でプレッシャーがあったと思う。野手がミスで足を引っ張った」とルーキーをかばうが、それを差し引いても自己ワーストタイの被安打9で自責点4。大瀬良本人は「野手の人たちにはいつも助けてもらっている。今日はミスを帳消しにする投球ができなかった」と猛反省だ。

 これで交流戦は白星なしの4連敗。この日は2位・阪神がソフトバンクに勝ったため、1ゲーム差に迫られた。貯金はどんどん減っていく。このままパの戦いで失速してしまうのか…。コイに嫌なムードが漂っている。