佑 緊急昇格なし…交流戦期間も二軍で課題克服

2014年05月24日 11時00分

一軍昇格が遠い斎藤佑

 右肩関節唇損傷からの完全復帰を目指す日本ハム・斎藤佑樹投手(25)の試練が続いている。

 

 今季2試合目の一軍登板となった4月10日の楽天戦で2回途中2安打4四球3失点でKOされ、翌11日に二軍落ちしてから約1か月半。ファームでは7試合に登板して1勝2敗、防御率2・92ながら内容はいまひとつ。20日のイースタン・巨人戦(鎌ケ谷)では7回4安打2失点と試合を作ったが、その前の14日の同DeNA戦(横須賀)では四球がらみから本塁打を許すなど5回4安打4失点と投球は安定していない。

 

 厚沢投手コーチは斎藤が二軍で好投した20日の時点で「今日いい投球をしたからといってすぐに上げたりはしない。1週間先の(先発)投手が決まっていないチームがもしあるとしたらダメだと思う」と話し、先発の谷間となっている26日の巨人戦(東京ドーム)での緊急昇格を否定した。

 

 二軍では2年目右腕の新垣が先発6試合で4勝1敗、防御率2・77と斎藤を上回る結果を出している。栗山監督は「佑樹が必要となる時は必ず来る。今年、ウチが優勝するためにはあいつが復活してチームに感動を与えてくれることが不可欠」と期待を寄せるが、現時点での優先順位は新垣の方が上。日程的に余裕があり、先発投手の頭数も少なくて済む交流戦期間中は、二軍でじっくり課題克服に取り組むことだけを考えた方が良さそうだ。