杉内あえて“無修正”で復調の兆し

2014年05月20日 11時00分

杉内が明かしたスランプ脱出法とは

 巨人の交流戦開幕投手を任された杉内俊哉(33)が、あえて“無修正”で臨む。19日はジャイアンツ球場で調整し、20日に対戦する西武打線の印象について「思い切り振ってくる打者が多い」と警戒。「リズムを大事に長い回を投げたい」と意気込んだ。


 5月は月間MVPを過去に4度獲得したゲンのいい月。開幕当初は状態が上がらなかったが“ミスター・メイ”と呼ばれるだけあって、5月3試合は負けなしの2勝と徐々に調子が上向いてきた。チームスタッフは「まだまだ本調子ではないけど、直球のキレが多少戻ってきた」と指摘する。


 だが、杉内本人は復調の理由について「特別変わったことはしていませんよ」という。続けて「投手には好不調の“波”があるもんなんです。長いことやっているとわかりますが、悪いからといって(フォームや調整法を)変えると、かえってドツボにはまるパターンが多い。我慢して待つのも大事なんです」と話した。


 状態が悪いとき、投手はリリースポイントやヒジの位置の確認など、不調の原因を探ってフォーム修正に取り組むものだが、百戦錬磨の左腕は経験を元に「変えない」ことで復調を待つ。


 今季ここまで3勝2敗、防御率4・05は、巨人の背番号18としては寂しい数字。だが、思わぬ投壊現象に悩まされているチームにとって、杉内の復活なしには浮上もない。得意の5月を復活への足がかりにしたいところだが、果たして…。