マートン“バース超え”で浮上!「レジェンド虎グッズ」作製

2014年05月20日 16時00分

現役時代のバース(1985年4月)

 阪神のマット・マートン外野手(32)が虎の最強助っ人を超えた。4―1と快勝した18日のDeNA戦(甲子園)でマートンは左前打を放ち、タテジマでの安打数を「744」に伸ばした。これで1985年に3冠王に輝き、日本一の原動力となった伝説の助っ人ランディ・バースを抜いて虎助っ人トップに立った。

 

 早速、球団では記念グッズの作成を検討。その中で「伝説の虎戦士グッズ」の企画も浮上している。チーム関係者は「マートンやメッセンジャーの活躍のおかげで過去の名選手の名前もクローズアップされるようになってきた。球団の歴史をファンに知ってもらうことで、また新たな楽しみも増える。本人サイドとの交渉が必要だけど、OBのグッズを作るのもいいね」と打ち明ける。

 

 今回のマートンによって、あらためてバースの名前が注目された。17日のDeNA戦ではメッセンジャーが甲子園3試合連続完封を達成し、村山実、バッキーという名投手に並んだ。さらに、ルーキーの梅野も阪神の新人捕手としては田淵幸一以来の開幕戦出場、開幕カード初安打という記録をマークした。

 

 今回、名前が挙がったOBだけでなく永久欠番となっている藤村富美男、吉田義男や日本一戦士の中心だった掛布雅之、岡田彰布…。虎の歴史を築いてきた往年の名選手にスポットを当てることでファンに「タイガースの伝統」を再認識してもらおうという狙いだ。

 

 さらに阪神は来季、球団創設80周年という節目を迎える。球団関係者は「節目の年に向けて球団の歴史をPRしたい。巨人が今年の開幕戦で伝統を感じさせる素晴らしい80周年記念セレモニーを行った。こちらも負けないように盛り上げていかないといけない」と鼻息が荒い。助っ人コンビの活躍を契機に「虎のレジェンド」がよみがえるかもしれない。