鳥谷がチーム救う一発 阪神が5カードぶりの勝ち越し

2014年05月19日 10時58分

6回、勝ち越し本塁打を放つ鳥谷

<阪神4-1DeNA(18日)>阪神は18日(甲子園)、キャプテン・鳥谷の一発などでDeNAに4―1と快勝。5カードぶりの勝ち越しを決めた。

 

「塁に出ることしか考えていなかった。たまたまです」。硬い表情のまま言葉少なにクラブハウスに引き揚げた鳥谷。同点で迎えた6回一死から左方向に流した打球が左翼ポール際に飛び込んだ。決して会心の当たりではなかったが、チームにとっては重苦しいムードを吹き飛ばす価値ある2号ソロだった。

 

 同点に追いつかれた直後の5回一死一、三塁から和田監督は代打攻勢で勝負をかけたものの、得点できなかった。流れが一気に逃げてしまう危険もあったが、キャプテンのひと振りでこのピンチを切り抜けた。

 

 チームは5月初の連勝。調子を落としていた4番・ゴメスにも9日ぶりに一発が飛び出した。マートンも8回に左前打を放ち阪神での通算安打を「744」に伸ばし、虎の最強助っ人のバースを抜いて球団外国人安打数が歴代トップとなった。そして、駒不足に苦しむ中継ぎ陣も3番手の鶴が6回二死三塁の場面から登板し、ピンチを切り抜けると7回も三者凡退に抑えて今季2勝目。戦線離脱している中継ぎエースの福原の穴を埋める代役としてメドが立った。

 

 指揮官も「これで弾みをつけて交流戦に臨める」と力強い手応えをつかむ1勝となった。