ソフトB山田6四球で自滅…先発“第5の男”失格

2014年05月17日 11時00分

6四球と荒れた山田はチャンスをふいにした

<オリックス4—1ソフトバンク(16日)>ソフトバンクが首位攻防戦を黒星発進だ。16日の2位・オリックス戦(京セラドーム)は今季初登板初先発の山田の復活に期待がかかったが、6回途中を5安打3失点、6四球で降板。打線も相手エース・金子に、内川の一発による1点に抑えられた。猛牛軍団に投打で完敗し、0・5ゲーム差に迫られた。今日17日はなんとしてでも猛牛の勢いを止めたい。

 昨年7月1日以来の先発マウンドとなった山田は序盤から走者を抱える苦しい投球。3回までは何とかしのぎ、4回に内川の先制9号ソロで待望の援護点をもらったが、その裏に崩れた。先頭打者の坂口、川端に連続四球を与える最悪の展開を招き、一死二、三塁から伊藤に中前に運ばれて同点、さらに安達に中前に逆転打を許してしまう。

 昨季は開幕ローテ入りしながらも制球難で思うような結果が出ず、今季も開幕から二軍暮らしが続いた。手厚い先発陣に食い込む余地がなかったが、エース摂津の右肩筋疲労によるまさかの離脱でチャンスが転がり込んだ。前日(15日)のロッテ戦では同じく今季初登板の岩崎が好投。刺激されないはずがなかった。

「ファームでやるべきことはやってきた。ストライクゾーンに投げることだけ考えたい」。試合前のブルペンで40球を投げ込んだ山田に加藤投手コーチも「昨日の岩崎ではないけれど、1球1球、1イニング1イニングを意識して投げてもらいたい。とにかくボールを低めに集めてゴロの山を築いてほしい」と期待を寄せていたが…。

 打線は金子に苦しめられる。前回の対戦(4月12日)で10安打を浴びせたものの、6回まで毎回三振を奪われ、腰痛を抱える内川の特大の一発もすぐに空砲に変わる。得点圏に走者を出してもあと1本のところで金子に手玉に取られ、追加点が奪えない。3回のピンチを救った中村のファインプレーも報われなかった。

 山田は6回途中を3失点と粘りながらも6四球。ボール先行で劣勢を招き続けた。岩崎に続くことはできず、交流戦を前に先発陣“第5の男”の座をつかみ取ることもできなかった。