中日貧打解消の裏に小笠原効果

2014年05月16日 16時00分

3回に5点を奪い盛り上がる中日ベンチ。右は小笠原

 中日が15日のDeNA戦(横浜)に6―2で快勝し、今季2度目の4連勝。打線が好調で3回に森野の4号3ランなどで5点を奪い、序盤で試合を決めた。谷繁元信捕手兼任監督(43)も「(3ランの)森野もそうだけど、その前に走者を出していて上位の出塁率がいい」とニンマリだ。

 

 近年の中日といえば、投手王国で貧打がお約束だったが、今季は打高投低と逆転現象が起きている。15日現在、規定打席到達者の中で打率3割超えは大島、ルナ、平田、森野、荒木と5人。このメンバーがスタメンの1番から5番までに名を連ねているのだが、そんな大変貌を遂げたのは、巨人からFA移籍の小笠原道大内野手(40)のアドバイスによるもの、とチーム内ではもっぱらだ。

 

 荒木が「小笠原さんにはキャンプからずっと気づいたことを、ちょこちょこと言ってもらってます。(チームの打撃が)好調な要因のひとつになっているのは間違いない」と言えば、平田も「僕も声をかけてもらったことは、いろいろあります。結果を残せているのは小笠原さんのおかげもあると思う」。ベテランも若手も関係なく、多くの選手が“小笠原塾”の効果を認め、感謝しきりなのだ。

 

 中日野手陣に好影響を与えている“侍・ガッツ”。当の小笠原は「本人がどうこう言うことじゃないと思うんで…。それはみんなが自分で頑張っているからで、そんなことはない」と謙遜するが、もはや“塾長”としてもチームには欠かせない存在のようだ。