<DeNA2-6中日(15日)>高卒2年目、19歳左腕の中日・浜田がまたまたマウンドで躍動した。15日のDeNA戦(横浜)にプロ2度目の先発を果たし、6回を投げて2失点の力投。プロ初先発、初完封した前回7日の阪神戦(ナゴヤドーム)に続き2試合連続完封の偉業とはならなかったが、しっかり今季2勝目をゲットした。

 1、2回とも三者凡退に打ち取り、立ち上がりは文句なし。しかし、3回から6回までは4回を除けば、悪癖の四球が顔を出すなど、常に得点圏に走者を置く苦しい展開。それでも浜田はマウンド上で粘りを発揮。6回を4安打2失点にまとめた。この日は4四球だったことで「今、大切なのは結果ではなく自分のボールを投げられるかどうか。良くない終わり方をしてしまいました」と猛反省だったが、守護神・岩瀬は「あれだけ怖いものなしで腕が振れるのは、すごいですね」と目を細める。

 高校時代に大谷(日本ハム)、藤浪(阪神)とともに「ビッグ3」と称された男の連勝はどこまで続くか。これからが楽しみだ。