ソフトB・松田 プロ野球通算9万5000号のメモリアルアーチ 

2014年05月14日 10時59分

2戦連発となる11号2ランを放った松田。この一発がプロ野球通算9万5000号本塁打となった

<ロッテ0-2ソフトバンク(13日)>強い鷹の勢いが止まらない。ソフトバンクは13日のロッテ戦(QVCマリン)に2―0で快勝し、3連勝を飾った。好調ムードをキープする松田が2回にプロ野球通算9万5000号となる先制11号2ランを放てば、先発したスタンリッジも7回無四球無得点で、今季3勝目。エース・摂津が離脱に追い込まれても失速要素とならないのが、今年のホークスの強みだ。首位を突き進むチームに、今のところ死角は見当たらない。

 

 メモリアルアーチは松田のバットから飛び出した。2回一死一塁、涌井の投じた外角のストレートをフルスイング。持ち前の強いリストを生かし、キッチリと真芯で捉えた打球はグングン伸び、バックスクリーンへ。2試合連続となる11号2ランはチームに貴重な先制点を呼び込んだだけでなく、プロ野球通算9万5000号の記念弾となった。

 

「最高の当たりです。よく飛んでくれました。(9万5000号は)プロ野球の長い歴史の中で、多くの先輩たちが積み上げた数字。そんな中で区切りとなる本塁打を打てて非常にうれしく思います」

 

 この日は4回の2打席目にも左中間を破る二塁打、9回の第4打席でも内野安打を放って3安打の猛打賞。頼りになる男がチームを勝利へと導いた。

 

 一方、投のヒーローはスタンリッジだ。持ち前のポーカーフェースを貫き、黙々と投げた。緩急を使い分けながら、テンポのいいリズムを保ち続け、ロッテ打線に付け入る隙を与えずじまい。5回こそ二死から吉田、荻野貴に連続安打を浴びて一、三塁のピンチを招いたものの、続く鈴木を二ゴロに仕留めて反撃の糸口を断った。

 

 3年ぶりとなったQVCマリンでの登板。試合前に「屋外は気持ちがいい」と語っていた助っ人右腕はブルペンでも46球を投げて肩慣らしするなど、この日の好投を予兆させるような軽快なウオーミングアップを見せていた。「(ブルペンでは)内外角ともきっちり投げていた。ロッテ戦は今季初登板ということもあってか、本人もブルペンでは『アグレッシブに行くよ』と話していた」(加藤投手コーチ)

 

 その言葉通り、スタンリッジは積極的かつ攻撃的な姿勢でロッテを圧倒した。7イニングを投げて107球、6安打無四球無失点。全く危なげない投球内容で今季3勝目をもぎ取った。

 

 首位街道を快走する鷹軍団。この強さなら、エース・摂津の離脱によって生じた不安ムードも簡単に吹き飛ばしてしまいそうだ。