【テキサス州アーリントン11日(日本時間12日)発】レッドソックスの上原浩治投手(39)はレンジャーズ戦で5―2の9回に3番手で登板し、1回を無安打無失点、2三振で9セーブ目を挙げた。上原は先頭打者を三ゴロに仕留めると、2人目からはセットポジションで投げた。上原は「まだまだ試行錯誤をしている」と多くは語らなかったが、「(毎年)4月、5月はこんものなので」と内容は満足していないようだ。


 それでも「結果が出ている分にはありがたいこと。その中で自分が納得できていない部分は結構ありますから。その辺をもうちょっとクリアにしていきたい」。開幕から低迷していたチームは待望の貯金1。上原は「もっと上がっていけばいい。自分ももっともっと上がっていかないとアカン」と力を込めた。