「日本に戻れる」念願かなったボウカーが楽天1号

2014年05月12日 10時14分

 楽天の新助っ人ボウカーが11日のロッテ戦(QVC)で新天地初安打となる1号3ランを放った。


 初回、4番ジョーンズが先制適時打を放ち、なおも一死一、二塁。ボウカーは4球目の甘いシンカーを強振。打球はライナーで右翼席最前列に飛び込んだ。


 出場3試合目にして初めて放った安打は、勝利への流れを確かなものにするホームラン。「とにかく1本出てよかった。ホッとしている」。これで火がつき、ボウカーは2打席目には右前打、4打席目は右翼線への二塁打で3安打猛打賞をマークした。助っ人に引っ張られるように、打線はこの日、20安打12得点と大爆発し、相手投手陣を粉砕した。


 昨季までの2年間は巨人でプレーしていた。初めてのパ・リーグの投手に戸惑い、今カードでは成瀬、藤岡の両左腕に8打数無安打と大苦戦。星野監督は「ボウカーは苦しむと思っとったよ」。この日は得意の右投手。思い切りバットを振って、自分を笑った指揮官を見返してみせた。


 昨年のオフに巨人を解雇され、今季はメキシコで「いつか日本に戻れる」と信じてプレーしていた。念願叶って楽天の一員となったボウカー。大好きな日本にできるだけ長くいられるよう、全力を尽くすつもりだ。