バリントン7失点大炎上 広島中継ぎ再編

2014年05月12日 09時00分

1回、森野にタイムリーを打たれたバリントン

 広島は11日、中日戦(マツダ)に5―9で敗れ、連勝は3でストップした。この日は先発のバリントンが大誤算。初回に一挙6点を失うなど、3イニングを7失点と大炎上。打線は8回に菊池が3号満塁アーチを放つなど意地を見せたが、序盤の大量失点を跳ね返すことはできなかった。このところ先発が早めに崩れるケースが目立っている。野村監督は中継ぎ投手への負担が増大しつつあることを考慮し、リリーフ陣の再編を決めた。

 マウンド上でイライラを募らせる姿が、バリントンの調子の悪さを物語っていた。初回一死一、二塁から平田に適時打を許したのを皮切りに森野、野本に連続二塁打を浴びてあっという間に4失点。その後も一塁・キラの適時失策と自らのボークで傷口を広げ初回だけで6点を奪われる大乱調だった。

 2回にも1点を失い3回7失点で降板したコイの助っ人右腕は「責任を感じている。今日は制球力がまったくなかった。高めに浮いたところをことごとく打たれてしまった。追い込んでからも甘くなってしまった」と肩を落とした。

 本人は「そんなことはない」と否定するが、この日は明らかに腕が下がり気味で、球威がまったくなかった。序盤の大量失点に野村監督は「(先制点を)取られてしまったのは仕方ないが、ズルズルといってしまったのが痛い。こういう試合が数多くあっては困る。修正してほしい」と苦言を呈した。

 最近の6試合のうち、この試合を含めた3試合で、先発投手が早い回にKOされている。この日も梅津、河内が2日連続の登板で2イニングを投げるなど、リリーフ陣への負担は大きくなっている。野村監督は「いまのところ勝っている試合を落としていないのが大きい」というが、このままではそれも難しくなってしまう。そこで指揮官は鈴木誠と河内を二軍に行かせ、西原と戸田を昇格させリリーフを厚くすることを決断した。

 勝利には繋がらなかったが、打線は8回、二死満塁から菊池が満塁アーチを放つなど一挙5得点の猛攻で意地を見せるなど好調をキープしている。それだけに投手陣の踏ん張りが重要なだ。

 野村監督は「今まで長く優勝から遠ざかっているチームが上(首位)にいる状態だから、ふんどしを締め直して戦わないといけない」と、話したが、交流戦前最後となる阪神、巨人戦に気合を入れた。