本拠地パワー切れた!? 阪神3連敗

2014年05月10日 10時59分

同点となり円陣を組むナインの前を通りベンチに戻る能見

<阪神2-4巨人(9日)>“甲子園パワー”も通用しなかった。9日本拠地で宿敵・巨人を迎え撃った阪神だが、カード初戦を落として3連敗。2位浮上はならなかった。交流戦前の山場だった9連戦。敵地で2カード連続負け越しでホーム球場に戻ってきた。今季はここまで甲子園球場で10勝2敗。4月11日からの巨人3連戦でも3連勝を決めている。下降線を止めるためには絶好の舞台と相手。さらに今回は甲子園球場90周年にあやかり、球場のイメージカラーの緑を基調とした企画ユニホームを着用して臨んだ。

 

 戦い慣れた本拠地での恩恵を受け、前半戦は完全に阪神ペースだった。先発のエース・能見が5回二死まで一人も走者を出さない完璧投球。4回には4番・ゴメスの6号ソロが飛び出し、先制した。しかし、再三、得点圏に走者を進めながら決定打が出なかったことで徐々に流れは巨人に傾いていった。和田監督が「打つほうに関しては元気がない」と嘆く打線がこの日も決定力を欠いた。

 

 そして、エース・能見が巨人打線にのみ込まれる。6回二死から連打で同点に追いつかれると、7回には長野や代打・井端に適時打を許すなど3失点。8回途中5失点で降板した前回登板に続き、敗戦投手となってしまった。能見は「いつも通りだったんだけど…」とガックリ。

 

 エースで2連敗、低調な打線――。和田阪神が今季最初の正念場に直面している。